うみねこのく頃に・考察とメモ(2)

日記として書くと、続き書いたり書き足したりする時に不便なんで、うみねこメモを別に作る事にした。

うみねこ入り口

Wed 2008/01/23

今日、うみねこのく頃にのとこの掲示板読んでて、書いてる事とはかなりハズれてるけども、ひょっとしてあの3人の魔女は、「未来」と「現在」と「過去」を示す暗喩なんじゃないかと思い当った。

可能性を求める「未来」、絶対的な現実としての「現在」、何度でも繰り返して思い出せる「過去」。

「未来」の可能性に対しては、「現在」は弱く、だけど、既に起きてしまっている「過去」に対して「未来」は影響力を持ち得ない。が、絶対的な「現在」は今はこうであるという事実が、「過去」を過ぎた事として、拒否する力を持つ。てなジャンケン順位。

これは、最初に碑文を読んだ時の印象、着床から出産までの状態の暗喩、てのとも符丁が結構あうんだよな。

懐かしき、故郷を貫く鮎の川。
黄金郷を目指す者よ、これを下りて鍵を探せ。
川を下れば、やがて里あり。
その里にて二人が口にし岸を探れ。
そこに黄金郷への鍵が眠る。

鍵を手にせし者は、以下に従いて黄金郷へ旅立つべし。
第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ。
第二の晩に、残されし者は寄り添う二人を引き裂け。
第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ。
第四の晩に、頭を抉りて殺せ。
第五の晩に、胸を抉りて殺せ。
第六の晩に、腹を抉りて殺せ。
第七の晩に、膝を抉りて殺せ。
第八の晩に、足を抉りて殺せ。
第九の晩に、魔女は蘇り、誰も生き残れはしない。
第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。

魔女は賢者を讃え、四つの宝を授けるだろう。
一つは、黄金郷の全ての黄金。
一つは、全ての死者の魂を蘇らせ。
一つは、失った愛すらも蘇らせる。
一つは、魔女を永遠に眠りにつかせよう。
安らかに眠れ、我が最愛の魔女ベアトリーチェ。

改めて引用。てか、この碑文ページを作っとくと便利そう。いずれ作ろう(予定)。

懐かしき、故郷を貫く鮎の川
鮎は「精子」で、懐かしき故郷は「子宮」。誰にとっても子宮は懐かしき故郷、てのと、鮎の釣り方の「友釣り」から、互いに争う精子を鮎と呼んだ
黄金郷を目指す者よ、これを下りて鍵を探せ
黄金郷は、「この世界」で、鍵は「卵子」この世に生を受けるには、子宮に眠る卵子を探せ
川を下れば、やがて里あり。
その里にて二人が口にし岸を探れ。
そこに黄金郷への鍵が眠る。
里は故郷(子宮)を示し、岸を探って鍵をみつけたら着床
鍵を手にせし者は、以下に従いて黄金郷へ旅立つべし。
以下は、着床から出産までの様子を示す
第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ。
二人分のDNAには、6種類のたんぱく質の順番が示されて
第二の晩に、残されし者は寄り添う二人を引き裂け。
結合したDNAが二つに分かれて新しいDNAを作り出す
第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ
新しい生命の誕生
第四の晩に、頭を抉りて殺せ。
第五の晩に、胸を抉りて殺せ。
第六の晩に、腹を抉りて殺せ。
第七の晩に、膝を抉りて殺せ。
第八の晩に、足を抉りて殺せ。
第九の晩に、魔女は蘇り、誰も生き残れはしない。
人体が出来て行く順番と、出産まで月を示している
抉りて殺せ、になっているのは、何も無い所に新しく出来て行く状態を何も無い側から表現したもの
第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。
10ヶ月の生命誕生への道順が終わり、「この世」に至る→出産
一つは、黄金郷の全ての黄金。
一つは、全ての死者の魂を蘇らせ。
一つは、失った愛すらも蘇らせる。
一つは、魔女を永遠に眠りにつかせよう。
黄金郷がこの世界だとすると、黄金は、世界を覆う輝く光
全ての死者の魂は、遺伝と言う形で蘇る
生まれた子供の面影に失った愛を見る事も出来るだろう
ここまでには書いていないけども、魔女を「過去の苦しみや憎しみの暗喩」とするなら(未来を示唆する)新たな生命の誕生が、その思いを鎮める(かもしれない)

みたいな感じ。


Thu 2008/01/24

お手紙

読みながら、(暗示を受けやすい)人を利用する力が魔女にある、て部分はなるほど〜、と思いつつ、「殺人方法」と「凶器」てのも、ハズせないよな、と思い至った。

まだ何も具体的なものは、変な杭みたいのだけやけども、「凶器」が出たら結構話は変わってくるよなーと思う。台風で島から出られないつか、ほぼ建物から出られないならば、全ての部屋を調べるみたいな事もやれなくないんじゃないかなぁ。てか、死体と密室もそうやけども、ふつーじゃない弄り方してるんだから、人がした事なら、凶器がどっかにある、て方向もアリだな、と。

後、気になると言えばインゴット。EP1では、当初は蔵臼だけが魔女の黄金は「ある」と知ってた訳で、そうなると、碑文が書かれた2年前から穏やかじゃなかった上に、準備期間も充分あったとも思える。又、EP2では、初っ端から礼拝堂に落ちてたりして、黄金郷の実在を思わせたりしてもええんやないかと思うねんけども、みんな全然それどころじゃなかったのよね。生き残ったのは兄弟じゃ楼座だけやったせいかもしれんけども、遺産分けから離れると、黄金はイマイチ魅力なかったみたい。


Fri 2008/01/25

目的の見えなさ、てか、ゲーム理論が通用しない、てのは、プレイヤー(魔女)が、合理的に行動しないから、と言う意味では目的は見えない訳やけども、竜騎士07さんのとこで書いてた、どSてのと合わせて考えると、状況に合わせて相手を「苦しめる」てのが、魔女の手口なのかもしれない。

これはさ、随分前に今週の言葉――ああ懐かしい、あの頃はマメだった――で、ゲーム理論扱った時に、人間てのは、その時の感情ひとつで、損をすると判っていても好ましくない行為を為す事が少なくない、つまり目的最適化とは言えない行動を結構選んでしまう、みたいのがあって、具体的には、「足を引っ張る」とか「嫌がらせをする」みたいな行為を、自分の利害と直接関係ない(時に損をしてまで)にも関わらず、してしまうような事が決して少なくないて事らしいのよ。

そう考えると、目的がハッキリしていて、その為に出来る限りの事をする高野さんのやり方とは対極、とも言える。

だとしたら、気まぐれで場当たり的なやり方にはイチイチ反応しないで、ハッキリした目的を設定するのが第一歩かなぁ。ハズしたら痛いけども、見てない事はガン無視で、先ずは、戦人の「事実」と、為せる事を考えよう。

しかし、ベアトリーチェって名前からか、親族の不気味さからか、魔利亜インブリード説って、ありそうなだけに怖いわ。


Sun 2008/01/27

犯人は主演女優。原因は死んだ爺さんの祟り。見立て殺人たらこれでしょ。とかねw。

てか、只今はEP1をプレイしてて、最初の6人が死んだトコ。EP2以降は考えないで、現時点で一番問題だと思うのは、「複数犯」もしくは、男じゃないか?てとこ。なんしか6人の大人の死体を倉庫まで運ぶんだから、女一人てのは、かなりなさそう。

で、南條がグルなら、死体も射程内だけども、果たしてこの島には最初からこれだけの数の人間しか居ないかどうかが既に疑問。

魔女伝説のお陰てもんでもないだろうけど、単純に危険だから、多くの関係者が、居住区以外の所には踏み込まないのだから、「親族が集まる台風の日に決行」するって予定を事前に組んでいたのなら、下準備は可能じゃないのか?と。なんしか、「天狗」に「東京」もあったぐらいやねんから、現時点じゃ「魔法」の力を使わなくても、何でも可能みたいに見えるんだよな。

最初の殺人と密室に関しては、「合鍵」を犯人(グループ)が持っていたのなら、使用人室の鍵は最初から不要になるし、当初の計画だったのなら、事前に合鍵を作るのはそう難しくもないと思える。

例えば、譲治ならば、逢引の為にみたいな理由で紗音に頼めば、非番の日に作りに行く事も可能かもしれない。それは、他の使用人でも可能だし、そもそも、この島では施錠の習慣がなかったぐらいなので、貴重品が入っている訳でもない倉庫の鍵のチェックが頻繁に行われていたとも思えない。

犯人(グループ?)の目的は度外視しておいて、密室だけを問題にするなら、この密室はさしたる謎でもないように思える。

後、金蔵は既に死んでいる、てのもアリなんじゃないかと思うねんな。冒頭のやり取りが「何時」なされたのかは判らないし、金蔵の書斎の中てのは、ある意味ブラックボックスと言っていいんじゃないかと思ってて、これを解くのは、あの「碑文」の意味を聞きにみんなが書斎に押しかけりゃいいのになー、とか思ってる。

勝手にびびって、勝手に予想して、誰も確かめてないじゃない。書いたのが金蔵なんだから、ダメモトで本人に確認取りにいけばいいじゃん、と、差し当っての勝手な不満が少々。

じいさん、みんなに恐れられて、ほんとは寂しかったんじゃねぇの(金蔵ツンデレ説)。


あー、今嘉音の「これ以上、ここに居るのはよくありません」て台詞の"居る"を見て、魔女の時は「い」るって書くのとの違い、つーか、書き分けてるのにやっと気がついた。

て事はアレだな。ある場所に人が居るのと魔女が「い」るてのは、分けられてて、「偏在する」とか「ある」とか「be」みたいな感じのを「い」る、と呼ぶようにしてるのかもしれない。

有体に言うなら、「私の心に住まう魔女」みたいな感じを表現するのが「い」る。


黄金横取り計画説

ベアトリーチェは「台風」の名前?あるいは、犯人(グループ)の台風を示す「合言葉」かも。うーん。台風よりももっと広義に捉えて、人為的に為す事が不可能な「不運」を示すものとして、六軒島ではベアトリーチェの名前が使われていた。又は、信心深い人は、不運の向こうにベアトリーチェを見ていたのかもしれない。

六軒島に黄金があるのなら、それを入手するのに最も邪魔になるのは、島の所有権を持つ者。とすると、右代宮家の相続権を持つ者は、全て邪魔。

黄金の「ありか」は島の所有者が居なくなってから探しても間に合う。

単独で犯行に及ぶのは、リスクが大き過ぎる。証拠が簡単に隠滅できる台風の日を選んで全滅計画を立てた。

金造は既に殺されていて、「影武者」が居る。当然、親族全滅のチャンスである所の、ベアトリーチェ(≒台風)をずっと待ちわびている。

初日に全員を殺さずに、いたぶるのが、ベアトリーチェらしい?てか、グループの犯行ならば、逆にこんなまだるっこしい事はしないように思えるから、単独犯ならではなのかな?


と、全然ここまでとは関係ないけども、「音」を「視覚」として感じる能力みたいのってあったよなー、と思ってさ。紗音や嘉音にはそんな能力があったのなら、あの荒唐無稽な戦いも、あながち妄想とも言い切れないかもしれないな。

後、「製作者」が使える「魔法」として、時系列を変更する事によって、別のストーリーに見せる、てのもアリだよな、と思う。映画制作みたく、夫々のカットを編集して初めてひとつのストーリーが出来上がるならば、その順番を入れ替える事によって、違うストーリーに見せるてのもアリだと思う。(金造は既に死んでいる説)

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